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徒然なるままに綴るなり.

Galway に行った件

皆様,ご機嫌いかがでしょうか.

今回は週末に Galway (ゴールウェイ) に行ったのでそのレポートを書きます.正直,留学とは名ばかりでほぼほぼ旅行ですね.平日はちゃんと学校行ってますけどね.

 

Galway とは

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ここです

ゴールウェイはアイルランド西岸にある港町で国内で3番目に大きな都市です.ダブリンからは鉄道でおよそ3時間,バスや車でおよそ5時間の距離にあります.ゴールウェイ周辺には超有名な Cliffs of Moher (モハーの崖) や Kylemore Abbey (カイルモア修道院) があります(後で紹介します).

また,ゴールウェイは音楽を楽しめる街でもあります.この地域ではケルト音楽という伝統的な音楽が盛んで,パブや路上でケルト音楽を楽しめます(中心街にはパブが沢山あります).

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街並みはダブリンと変わらないかな

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パブでの様子

 

主な観光スポット

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旅の予定

今回の旅の予定について書かれた紙です.1日目に崖,2日目に修道院に行きます.最後に持ち物について書かれていますが,私たちはこれを当日の朝にもらったので全然意味ないですよね.

さらに真ん中あたりに「The Atlas leader is not your babysitter, so it's your job to get yourself home!(引率スタッフはあなたのベビーシッターではないので自分でおうちに帰りましょう)」と書かれているのが地味に笑えます.

 

Cliffs of Moher (モハーの崖)

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とんでもねぇ嵐でした

1日目はモハーの崖というところに行きました.アイルランドと言えばこの写真だろうというくらいの知名度で,ギネスストアハウスの次に人気な観光スポットです.

今回は嵐が来ていたのもあってあまり人はいませんでした.誠に残念なことに,数年前この崖の際で自撮りをしていた人が風にあおられて亡くなったそうなので,皆さん警戒していたのかもしれません.人気な観光地ではあれども崖であることを忘れてはいけませんね.

ただの崖ではありますがここまで壮大だと一種の芸術のように感ぜられますね.こういう自然の美というのは何だか今までの悩みを吹き飛ばしてくれるような気がして好きです.哲学家なんかが自然について語りたくなるのも頷けます.

 

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街へ向かう途中の景色

その後,ゴールウェイの街で一泊しました.ゴールウェイに限らずアイルランド全体がお酒で有名なので夕飯を食べた後は皆でパブに行きました.先日20歳になったこともあり,今回はちょっとだけお酒を飲みました.多分,Bumbu (読み方は分からない)という種類のお酒です.

画してようやくお酒を飲んだわけですが,実は20歳になる前に私は一度お酒を飲んでいたのでした.学校初日の午後,オリエンテーションツアーがありそのツアーの最後にバーへ行きました.そこでアイルランドで最も有名なビールであるギネスを飲みました.それが人生で初めてのお酒です.だからお酒を飲むのは今回で2回目になります.

この日は憧れの藤原竜也になれました.悪魔的だぁー

 

Kylemore Abbey (カイルモア修道院)

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ご覧ください私のお城です

さて,2日目はこれまた超有名な修道院であるカイルモア修道院に行きました.ゴールウェイの街からはバスで2時間くらいかかりました.

カイルモア修道院は元々ロンドン出身の医者である Mitchell Henry (ミッシェル・ヘンリー(?))の別荘でした.1850年に彼とその妻 Margaret (マーガレット) が新婚旅行でこの別荘を訪れた際にマーガレットが周辺の土地を買いとったのがきっかけでロンドンからアイルランドに移住してきました.しかし,1874年にエジプトに旅行した際に妻のマーガレットが亡くなってしまいます.その後, ヘンリーは邸宅に電気やガスを整備するなどして邸宅の発展いそしみました.時は流れ,ヘンリーは1910年にイングランドで亡くなり,1903年にヘンリーの邸宅はマンチェスターの公爵に売却されます.しかし,その公爵はギャンブルにより破産し,新しい公爵によって買い取られました.さらにその公爵が1914年に亡くなった後,1920年第一次世界大戦によりベルギーから逃れてきた修道女によって邸宅は買い取られます.そしてその修道女は教育に熱心に取り組み,世界中からカトリックの修道女が集まるようになりました.修道女たちは修道院でのユニークな暮らしを楽しみながらカトリックの勉強に励んでいたそうです.しかし,2000年頃から修道女の減少や建物の老朽化などにより,修道院は衰退していきます.そして遂に2010年6月に修道院は閉院しました.

ざっとガイドブックに書いてある内容を要約したんですが,何せ全部英語で書いてあるうえにかなりの文量だったので,ちょっと違ってるところもあるかもしれません.なんやかんやこの説明を書くだけで1時間くらいかかってます.

 

さて,ここで有名なのは城と教会と庭です.とにかく敷地が広いため,城から庭まではシャトルバスが通っています.歩くとなると30分くらいかかると思います.

様々な歴史を経てきた修道院ですが,今でも庭は丁寧に手入れされており,つかの間の優雅さを感じました.やっぱり豪邸に住むのは気分がいいですね.

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豪華絢爛なダイニング

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可愛いリビング

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いい庭だぁ

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温室にいたネコチャン

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ゴシック調の教会

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小さめの礼拝堂


 旅を終えて

今回の旅の途中で留学あるあるみたいな状況に遭遇したのですが,何だか未だにもやっとしたままなのでこれはしまっておくことにしました.

まぁ,天候のことさえ触れなければ良い旅だったのではないでしょうか.と言うか,逆に言えば天候だけは最悪でした.もしまたゴールウェイに行くなら絶対に春か夏か秋に行きます.冬に行くのだけはやめた方が身のためでしょう.

 

それでは皆さん,良い一日を.